下地補修の説明・方法
コンクリート下地のひび割れ補修方法
コンクリート下地の鉄筋爆裂補修
コンクリート下地の爆裂補修
コンクリート下地の爆裂補修
コンクリート下地の爆裂補修
コンクリート下地のひび割れ補修方法

 ここでは、一般的に通常使われている補修方法を紹介します。
尚 補修ヵ所・補修現地の条件・補修時期などにより補修方法が異なります。


 
 一般的に樹脂注入・Uカットシーリング・シール工法・ダイレクトシール工法があります。

樹脂注入・・・ 樹脂注入の中でも、自動式低圧エポキシ樹脂注入が多く使われている。
          エポキシ樹脂を専用の注入器具を使用し、ゴム・バネの力を利用し
          低圧で注入する方法

Uカットシーリング・・・ ひび割れの部分に沿って専用の電動カッターで、巾・10mm  深さ
               10〜15mm程度に溝を作ります。
               溝を清掃し、プライマーを塗ります。プライマー乾燥後、シーリング材を
               コンクリート表面より低く充填する。
               充填後シーリングが乾くまでにケイ砂を振り掛ける。
               シーリング乾燥後はポリマーセメントモルタルを塗り込み、コンクリート
               表面を平滑に仕上げる。

シール工法・・・ ひび割れの上を清掃し、プライマーを塗布する。
           プライマー乾燥後 シーリング材を充填し、ヘラ等で均一に塗り付ける。
           
ダイレクトシール工法・・・ ひび割れの内部を専用の機械で内部を洗浄し、専用ガンで
                 シーリング材に低圧を掛け、注入する方法。
        
樹脂注入

樹脂注入
コニシ(株)
ボンドシリンダー工法
窓廻り注入状況

Uカットシーリンク



既設吹き付けタイル面
Uカットシーリング

Uカット状況


カット後
内部にひび割れが
見えます。

プライマー塗布状況
(吹き戻しを施工するため
溝の廻りをサンダー処理
してあります)

シーリング充填状況



シール工法


既設リシン面
シール工法
 既設塗膜リシンを
サンダー処理。高圧洗浄後
プライマー塗布

プライマー乾燥後
シーリング材充填




シーリング材をヘラ等で
平滑に仕上げる。



シーリング材乾燥後に
リシンで吹き戻し。




ダイレクトシール工法


既設塗装剥離面
ダイレクトシール工法
ひび割れ内部洗浄状況
弾性エポキシ樹脂注入状況



弾性エポキシ樹脂注入状況



コンクリート下地の鉄筋爆裂補修
外壁アクリル吹き付けタイル
塗膜剥離前

鉄筋爆裂を目視で確認できる程度です。

塗膜剥離後                  
鉄筋爆裂の作用を受けている部分は、
塗膜の剥離と同時に剥がれてしまいます。


爆裂部ハツリ後

コンクリートの浮き・劣化部分を完全に撤去
すると、塗膜剥離前とは違いコンクリート内部
で鉄筋腐食が進行していることもあります。
鉄筋爆裂とは?・・・コンクリートのひび割れに雨水の浸入や、コンクリートの中性化などで
           鉄筋が錆び、体積が膨張してコンクリートを押し上げること
 
 タイルの浮き部分を撤去すると鉄筋が出てきました。
数年外壁修繕を遅らせていたら剥離し下にタイルが落下
していたかもしれません。